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13mmゲージ トキ21500型の製作(第2回目) 上回りの製作 [>貨車]

トキ21500型の製作を進めます。

出力品の反りが強く、まともに組み立てられません。熱湯で矯正してみましたが、時間が経つと元に戻ってしまいます。そこで、出力品を柔らかくしたうえで補強材を接着し、反りのない状態にキープするという方針で進めることにしました。

樹脂用染料SDN(黒)を使用して出力品を柔らかくしました。この染料にアクリルの出力品を長時間浸しますと柔らかくなります。ほぼ原液の染料に半日ほど浸しておいたところ、少し柔らかくなりました。もう少し柔らかくしたかったのですが、失敗したらやり直せませんので止めておきました。なお、取説から外れた使用方法ですので、何があっても自己責任です。IPA(イソプロピルアルコール)でも同じことができるように思います。

トキ21500-2-01.JPG
側板の下側には6mm×6mmの真鍮アングル材を接着しました。このアングル材にはM2.0のナットをハンダ付けし、床板をネジ止めできるようにしました。側板の上側には、1.5mm角の真鍮角棒と6mm×2mm程度の真鍮アングル材を接着しました。
正直なところ、必要以上に大掛かりになってしまったように思います。

トキ21500-2-02.JPG
トキ21500-2-03.JPG
箱状に組み立てました。黒く染まっていますので、ディテールがほとんど判別できませんね。
握り棒、吊り金具、解放テコはφ0.3mmの真鍮線で製作しました。解放テコ受けには、費用対効果を考えて、ロストワックスのパーツを使用せずに割ピンを使用しました。老眼が進んだ眼にはほとんど見えませんので。

トキ21500-2-04.jpg
設計段階での3Dデータです。車端側のカバーに段差を再現し、この段差で屋根部品と側板部品を分割するように設計しました。ですが、この段差が均一にならず、さらに、かなり大きな隙間もできてしまいました。結局、隙間を埋めて段差を全部削ってしまいました。隙間を埋めるのには、にガイアノーツの瞬間カラーパテ(ブラック)を使用しました。
もう1輌製作する予定ですが、屋根部品と側板部品の分割位置の見直しが必要なように思います。

色々反省点はありますが、上回りの目途が付きました。
今回使用したパーツは、
汎用割ピン/トレジャータウン
です。

問題は↓この部品です。
トキ21500-2-05.jpg
自作する方法が思い浮かばず、流用できそうなパーツも見当たりません。小さいパーツですので、省略するのも選択肢の一つですが。
完成後でも取付ることができそうですので、取り敢えず保留して他を進めることにします。

(つづく)
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