3Dプリント出力サービスを利用して、北陸鉄道能登線のキハ5301を製作します。実車はコハフ5300形客車として落成し、後に動力を搭載して気動車化されました。模型では気動車化後をプロトタイプとし、動力を組み込みます。
また仕掛品を増やしてしまいましたが、やりたいことをやりたいときにすればいいと開き直っています。


3Dデータです。
“日車の車両史 戦後私鉄編”に掲載の図面を基に3Dデータを作成しました。荷台の柵をどう製作するか、まだ考えが纏まっていませんが、製作しながら考えることにします。

出力品です。すでに表面の研磨を終えています。
いつも通りDMMに出力を依頼しました、微細なディテールがありませんので、アクリルのULTRAモードです。


箱状に組み立てました。
側板には、床板取付けと補強のため、6mm×6mmのアングル材を接着しました。アングル材には、床板をネジ止めするためのナットをハンダ付けしました。屋根はまだ接着していません。内面側に遮光のための塗装をしてから接着します。




足回りです。
日光モデルのTR-29とイモンのIMONギアを使用しました。本当はお手軽にイモンの新FM-D動力を使用したかったのですが、この台車のセンターベアラーの取付構造が独特なため、そのままでは使用できません。なお、一般的なセンターベアラーも取り付けられませんので、センターベアラーを設計してDMMに出力を依頼しました。素材はPA12GBです。
寸法的には問題ないようですので、これで進めていきます。

(つづく)