いろいろ忙しく、かなり間が空いてしまいました。
 前回の別構造の試作品では、ロックレバーの剛性が低く十分に機能しませんでした。


 ロックレバーの付け根の寸法を大きくしました。前回出力品とはロックレバーの付け根の寸法が違うだけですので、前回出力品とは見た目はほとんど変わりません。
 この内容で出力を依頼しましたが、今度は剛性が高くなり過ぎました。力を掛けると抜き差しできますが、レバーを押してもロックを解除できません。ロックレバーの改良という点では失敗です。レバーの付け根の形状や寸法を突き詰めていけば満足できるものができるのでしょうが、そこまで手間と時間をかけたくないというのが本音です。
 一方で、抜き差しの力の具合が当初狙っていた感覚に近いものになりました。


 そこで、このロックレバーから押しレバーの部分を無くし、力を掛けて抜き差しする構造を最終構造にしました。
 R370mmの小判型エンドレスを作成できるよう、R370mmで22.5°の曲線のデータを作成し、2本出力依頼しました。カトーのユニトラックの最小半径と同じで、クローゼット内に出しっぱなしにするにはちょうど良いです。





 送られてきた出力品です。
 特に問題ないようですが、角度は22.5°ではなく45°でよいような気がします。細かく分割しても意味がないような気がしますので、次はR370mmで45°の曲線にして出力を依頼することにします。また、小判型エンドレスができるよう、45°を7本、312.5mmの直線を4本出力依頼することにします。312.5mmは実物の25mの定尺に相当します。

 ただ、先月からいろいろ出費がありましたので、出力依頼は来月の給料日までお預けです。
 それまでに今回出力した2本にレールと配線を取り付けることにします。塗装も考えなければなりません。

(つづく)