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13mmゲージ鉄道模型 国鉄キニ05型の製作 (第1回目) [国鉄気動車]

3Dプリント出力サービスを利用してキニ05型を製作します。
実車には全く縁が無いのですが、好みの形態ですので製作することにしました。製作予定のキハ41000型とキハ41500型の試作も兼ねています。

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3Dデータです。
“日車の車両史 国鉄編 上”に掲載のキハ40000型とキハ41000型の図面からキハ41000型のデータを作成し、“RMライブラリー1 キハ41000とその一族(上)”と“RMライブラリー20 国鉄郵便・荷物気動車の歩み(上)”の記事を参考にこのデータを加工してキニ05型を作成しました。
 表面研磨の作業性を考えてドアを別部品にしましたが、かえって組み立てに手間がかかりました。一体に造形しておけば良かったと反省しています。また、実車では票差しが車体前面にあるようです。修正し忘れてしまいましたが、もったいないのでそのままにします。

キニ05 01-05.jpg
キニ05 01-06.jpg
 製作過程の写真を撮影していないので、いきなりこの状態です。
 出力はいつも通りDMMに依頼しました。出力費用を抑えるため、屋根と側面部品はアクリルのUltraモードで、前面部品はアクリルのExtremeモードです。
 表面をセラミック砥石で研磨し、握り棒などを接着してから箱状に組み立てました。側面部品の車内側には、床板取付と補強のために、6mm×6mmの真鍮アングルを接着しました。握り棒とドアノブにはφ0.3mmの真鍮線を使用し、車体前面の雨樋にはφ0.5mmの洋白線を使用しました。この雨樋はもう少し太い方(φ0.7mmくらい?)が良かったように思います。
 尾灯には外径2.0mm内径1.55mmの真鍮パイプを使用しました。まだ差し込んであるだけで、接着していません。
 前面中央の吹き寄せ(窓間の支柱)に標識灯掛けを接着しましたが、実物では握り棒が有り、握り棒に標識灯掛けのような部材が取り付けられているようです。今の状態から握り棒の差込穴を開けるのは難しいので、このまま進めます。

キニ05 01-07.jpg
 屋根は遮光のために樹脂用染料SDNで染めました。完全に遮光できる状態ではなく、電灯を透かすとうっすらと見えます。もう少し濃く染めたいのですが、材料が膨潤するおそれがありますのでやめておきました。

キニ05 01-08.jpg
 屋根にベンチレータと前照灯の台座を取り付け、車体と組み合わせてみました。ベンチレータと前照灯の台座は差し込んであるだけで接着していません。塗装後に接着します。ヘッドライトをどうやって点灯させるかは考え中です。また、ボナファイデプロダクト製のベンチレータ台座を使用してみましたが、ほとんど見えません。精密模型を目指しているわけではありませんので、無くていいかもしれません。

使用したパーツは
 F-0005 貨車用尾灯掛(短)/工房ひろ
 1613 前照灯 250W/エコーモデル
 Z35-5084 スハ43 ベンチレーター/カトー
 PH035 ガーランドベンチ用台座/ボナファイデプロダクト
です。

 前照灯は、250Wタイプではなく100Wタイプが正しいようで、変更するつもりです。
 とりあえず、電装系を除いては上回りの目途が立ちました。次は下回りです。

(つづく)
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