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国鉄鉄製有蓋車 テム100/テム300型の製作(第2回目) [>貨車]

テム100型を製作するつもりでしたが、13mmゲージ用の1段リンク軸受けがありませんので、テム300型に変更します。軸受を可動式にするための構造が決まらなかったため、長らく放置していました。テ1200型と同じ構造にして進めます。

床下機器です。
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テ1200型とほぼ同じです。ブレーキシリンダはホビーモデルの製品で、側ブレーキテコはアダチの製品です。ブレーキシリンダの台座にはエバーグリーンのプラ棒を使用しました。ブレーキ管はほとんど見えないため省略しました。

軸受です。右が可動側、左が固定側です。
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固定側の軸受はM1.4のネジで床板に固定します。可動側の軸受にはφ1.2mmの真鍮釘をハンダ付けました。テ1200型ではM1.4のネジに真鍮パイプを被せる構造ですが、今回の方が手間が少なくて済みます。軸受は中梁によって落ちないように保持されます。今後製作する分については、テ1200型も含めこの構造にします。

床板です。
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テ1200型とほぼ同じです。テ1200型と同様に片軸を可動式にしましたが、両軸とも可動式にできるように準備だけはしておきました。準備といっても、固定側の軸受を1.0mm厚のプラ板のスペーサを噛まして床板にネジ止めできるようにしただけで、スペーサをバネに交換すれば可動式になります。バネはテ1200型と同様に0.2mm厚のプラ板です。
 
上回りと下回りを組み合わてみました。
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床板を車体にネジ止めできるようにしました。これもテ1200型と同じ構造です。
妻面の握り棒が傾いてしまいました。エポキシ接着剤で強固に接着されているで直せません。もう少し慎重に工作すべきと反省しています。また、妻板と側板とに隙間ができてしまいました。写真では目立ちますが、肉眼ではほとんど見えませんので、今回はこのままにします。黒色に塗ればさらに目立たなくなると思います。次作ではこのような隙間ができないように、設計を見直すつもりです。

テラ1型、テ1200型と並べてみました。
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テ1200型は思ったほど小さくありません。

何はともあれ、塗装に進めます。テラ1型とテ1200型とまとめて塗装するつもりです。
ところで、軸受にワールド工芸の製品を使用しましたが、もう手持ちがなく、店頭在庫も有りません。このため、テ1200型とテム300型の増備は当分先になりそうです。

(つづく)
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テ1200製作記(第8回) [>貨車]

ブログのタイトルを分かり易く変更しました。

円安が進みましたので、shapewaysへの3Dプリントの注文を控えています。マニ74型の出力を注文した時は1ドル108円台だったと記憶しています。ここ数日は円高になりましたが、それでも1ドル113円台です。注文したいモノはいくつかありますが、当面は仕掛品や手持ちのキットの製作を進めます。待っていれば円安が進む可能性もあるのですが・・・

軸受を押し下げるためのバネを変更しました。
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タミヤの0.2mm厚のプラ板を約8mm×20mmに切り出し、ネジを通す穴を開けて「へ」の字状に曲げてバネにしました。0.1mm厚の燐青銅板も試してみましたが、剛性が高すぎました。

床板に取り付けてみました。
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軸受が前後に傾かなくなりました。錘(マスキングテープ(重さ約17g))を載せると床板が沈んで水平になります。ただ、これで実際に追従性が良くなるかは分からず、単なる自己満足かもしれません。

床板をネジ止めするための部品です。
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1.0mm厚と1.5mm厚のプラ板を段差ができるように貼り合わせ、M2.0のフランジ付きインサートを上側から圧入しました。インサートの圧入にかなり力が要りましたので、簡単に緩んだり抜けたりすることはないと思います。

この部品を車体に接着しました。
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引戸下のステップが外れてしまいました。接着方法を考え直さなければなりません。

カプラーをネジ止めできるよう、床板にM1.4のインサートを圧入しました。
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組み立ててみました。
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ステップを接着し直し、表面に付いているゴミとはみ出した接着剤を削り落としてから塗装します。
(つづく)
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