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13mmゲージ 北陸鉄道金沢市内線 300型の製作(第2回) 下回りの製作~製作保留 [北陸鉄道 金沢市内線]

 下回りの製作を進めました。

300-02-01.jpg
 床板の客室部分には1.0mm厚の真鍮板を使用し、出入口部分には0.5mm厚の真鍮
板を使用しました。

300-02-02.jpg
 動力にはイモンの新FM-D動力FM6101を使用しました。
 実車の走行系の諸元は分かりませんが、改造元の30型と同じなら車輪径は30インチで軸距は6フィートです。16番ならアルモデルの“アルパワーHO-23B 9.5mm”がほぼスケール通りですが、13mmゲージにはスケール通りの製品がありません。アルパワーの改軌も考えましたが、下手な改造でまともに走行しないよりはスケールと違ってもスムーズに走行する方がよいと考え、イモンの製品を使用しました。

300-02-03.jpg 
 軸受には0.8mm厚5.0mm幅の真鍮帯板を使用しました。3点支持にするため、片方の軸受にはφ1.0mmの真鍮丸線をハンダ付けし、左右に揺れるようにしました。もう片方の軸受は、単純に床板にネジ止めする構造です。最初は安達製作所の貨車用軸受けのような構造にしたのですが、その構造では左右だけでなく前後方向にも揺れて安定しませんでしたので、真鍮線をU字形状に曲げて床板を上下から挟む構造にしました。なお、台車枠を製作した後に、整形して目立たないようにします。
 
 残るは、台車枠と配線です。台車枠をどうするかまだ決めていません。アルモデルの製品を使用するか、3Dプリントで造形するか、考え中です。

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 ここまで製作した段階で、大変に有難いことにある御方から200型と300型の竣工図と写真を提供していただきました。竣工図と照合してみますと、やはり製作品は寸法が違っています。写真と全長全幅全高の数値だけから推測しましたので当然ですが。
 ただ、竣工図に記載の寸法に基づいて車体の3Dデータを作成してみたところ、写真から受けるイメージとは異なるものが出来上がりました。竣工図も理解できない部分があり、当方の読み方が間違っているのか、記載に誤りがあるのか、悩んでいます。いただいた竣工図は原本の機械コピーというわけではなく、数値等は書き直されたもののようですので・・・
 というわけで、竣工図をじっくりと解読することとし、製作をいったん保留します。


以下2020.02.11追記
上回りと結合させてみました。
300-02-05.jpg
上回りは問題なくほぼできていますので、自由形として製作を進めていいかもしれません。

(つづく)
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13mmゲージ 北陸鉄道金沢市内線 300型の製作(第1回) 上回りの製作 [北陸鉄道 金沢市内線]

北陸鉄道金沢市内線の13mmゲージでの再現を目指し、300型を製作します。

300型01-01.jpg
300型01-02.jpg
300型01-03.jpg
300型01-04.jpg
3Dデータです。
300型の図面を持っていませんので、雑誌に掲載の諸元や金沢電気軌道30型の形式図などを参考にして3Dデータを作成しました。各部の寸法は全く分かりませんので適当です。
前面の表面研磨をしやすくするため、ヘッドライトと表示板差しを別部品にしました。また、車体の肉厚を目立たなくするため、車体裾の一部を斜め45°に削ぎ落としました。
側板の車内側には、床板取り付け用のアングル材を位置決めするための窪みを設けました。

300型01-05.JPG
製作中の状態です。
床板取付用のアングル材は、5mm×5mmの真鍮アングル材です。真鍮アングル材には、床板をネジ止めできるようにナットをハンダ付けしました。屋根とヘッドライトは、遮光のために黒色に染めました。

300型01-06.JPG
箱状に組み立てました。
使用したパーツは、
・片側ガーランドベンチレータ/イモン
・テールライト点灯用一般/イモン
・丸い昇降ステップバリエーション/トレジャータウン
・ビューゲル 名古屋市電タイプ/YAMA模型
です。屋根上のパーツは載せてあるだけで、接着していません。塗装後に接着します。

実物の写真と見比べますと、屋根が薄いように思います。類似形態の310型も製作する予定ですので、その際に屋根の寸法を見直すことにします。

(つづく)
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