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北陸鉄道 キハ1改めハフ1501/1502 製作記(第3回目) [>北陸鉄道 キハ1]

 動力付きのキハ1型を製作する予定でしたが、動力構造の考えが纏まりませんので、客車化後のハフ1501/1502として製作を進めます。動力構造を決めるまで放置しますと、完成がいつになるか分かりません。
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 床板には1.0mm厚のプラ板を使用しました。床板取付用アングルの高さズレに対応するため、床板の上面の左右片側寄りに0.5mm厚のプラ板を貼り付け、反対側に0.3mm厚のプラ板を貼り付けました。床板の下面には、端梁とカプラーの高さを調節するために、0.3mm厚のプラ板を貼り付けました。
 照明用の配線コードを取り付けましたが、見栄えが良くありません。車外からでも窓越しに目立ちそうです。コードを使用せずに金属箔を床板に貼り付ける構造にすれば目立たなくできるかもしれません。配線は今後の課題にします。
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 軸受けにはホビーモデルの製品を使用しました。実車とは形状が違いますが、近い形状の製品が見当たりませんので代用です。いずれは実車に即した形状の部品を製作して交換するつもりです。ブレーキシューはそのまま取り付けますと車輪からズレますので、位置が合うように真鍮パイプをかませました。ブレーキ梁は安達製作所のブレーキテコセットに含まれている部品の幅を詰めたもので、テ1200型の製作で使用しなかった余剰品です。
 床下機器は何も取り付けませんでした。エリエイ刊の“北陸道 点と線”に掲載の写真では、床下には何も無くエアホースも無いように見えます。空気ブレーキを装備していなかったのでしょうか。
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上回りと組み合わせました。
ベンチレータは載せてあるだけです。

今回の使用パーツは、
・軸受け:2軸貨車用軸受けセット/ホビーモデル
・車輪:W1337 φ10.5短軸プレート車輪/スパイクモデル
・カプラー:IMONカプラーHO209/イモン
・ベンチレータ:ガーランドベンチレータB/アルモデル
・ラグ板:ラグ板 (穴径φ2)/イモン
です。

 実車の車輪はスポーク車輪ですが、短軸スポーク車輪が手元にありませんので、取り敢えずプレート車輪を取り付けておきました。

 これで塗装前の工作は終了です。色々と妥協しましたが、完璧を求めて工作と完成を先送りするのではなく、取り敢えずできる範囲で進めて不満があれば後から修正することにします。

(つづく)
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北陸鉄道 キハ1 製作記(第2回目) [>北陸鉄道 キハ1]

久しぶりにキハ1の製作を進めます。

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 床板取付用のアングルには6mm×6mmの真鍮アングル材を使用しました。接着の際に位置決めミスをしてしまい、左右で0.2~0.3mmほど高さがずれてしまいました。破壊せずに剥がす自信がありませんので、床板の側で対応することにします。
 沓摺は2.5mm×2.5mmの真鍮アングル材で製作しました。ドア下ステップは0.8mm×0.3mmの洋白帯板で製作し、沓摺にハンダ付けしました。

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 沓摺にはアングル材を使用する予定でしたが、接着強度が不足しそうに思えましたので、側面部品の裾を挟む構造に変更しました。見栄えは良くありませんが、強度を優先します。この構造の変更に伴い、側面部品のドア下を削りました。こんなことになるのなら、ドア下にスリット孔を形成して沓摺を差し込む構造にしておけばよかったと反省しています。

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 ドアノブとドア横の握り棒にはφ0.3mmの真鍮線を使用しました。塗分け線を跨ぎますので、塗装を考えますと塗装後に接着した方が良かったかもしれません。
 標識灯は前後で形状が違うようですので、それぞれイモンの“テールライト点灯用一般”と金岡工房の“導光式標識灯”を使用しました。
 解放テコは黒色に塗装しますので、塗分けの手間を考えて塗装後に取り付けることにします。

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 屋根板は遮光のために黒色に染めました。ベンチレータは塗装後に接着します。

今回使用したパーツは、
・0415K 導光式標識灯 光学繊維入/金岡工房
・BD2106 テールライト点灯用一般/イモン
です。

 上回りの塗装前の工作はこれで終わりで、次回は下回りに進みます。

(つづく)

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北陸鉄道 キハ1 製作記(第1回目) [>北陸鉄道 キハ1]

北陸鉄道能登線のキハ1型を、3Dプリント出力サービスを利用して製作します。
縮尺は1/80です。13mmゲージにするか16番にするかは未定です。

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3Dプリント出力用のデータは、 「内燃動車発達史(下巻)」に掲載されている阿南鉄道のキハ101型の図面を利用して作成しました。単純に車体を窓1つ分延長しただけです。阿南鉄道のキハ101型の模型はアルモデルから販売されていますが、北陸鉄道のキハ1型の模型は販売されていません。よって、自作することになります。北陸鉄道能登線の気動車の図面は、有り難いことに「日車の車両史」と「内燃動車発達史」でおおむね揃います。このキハ1型のように図面が無い形式もありますが、類似形式の図面を流用できます。
今回は、アクリルでの出力を想定し、板キット状態のデータを作成しました。

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送られてきた出力品です。DMMのアクリルのウルトラモードです。写真が下手ですね。表面の造形が分かりません。ただ、現物も白色半透明で、表面の凹凸が分かりにくいです。
屋根と妻面に見えている台枠は、塗装のし易さを考えて車体と別部品にしました。床板はプラ板から作る予定ですので、出力品には含めていません。

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調子に乗って仮組してみました。接着強度と組み立て易さを考えて、妻板と側板を嵌め込み式にしてあります。

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表面処理に備えて、油性サインペンで赤く塗りました。この状態から、塗ったインクがなくなるまで表面を研磨します。
・・・こうして、仕掛品が増えていきます。
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