13mmゲージ組レールの製作(第3回) 連結構造の設計 [>13mmレール]
道床どうしの連結構造を設計します。
カトーのユニジョイナーが使えるなら、道床の構造もユニトラックのコピーで、と考えていましたが、ME社のコード70レールはカトーのユニジョイナーに嵌りません。ME社のレールの底部の幅は、カトーよりも大きいようです。
IMONからは12mmゲージのフィーダー線付レールジョイナーが販売されていますが、13mmゲージ用は販売されていないようです。販売されていても、コスト的な理由で採用するか(採用できるか)どうか悩むところですが。
とりあえず、市販品で使えそうなものが見当たりませんので、自前で設計します。
道床の端面に連結用の突起と穴を設け、互いに突起を穴に差し込んで連結する構造にします。さらに、差し込んだ突起を弾性片で上側に押し付ける構造にします。
前回の一次試作では、枕木どうしの中間(枕木ではない位置)で道床どうしを連結する構造にしましたが、今回の設計で、1つの枕木の中心で道床どうしを連結するように変更しました。一次試作の構造では、ジョイナーが2つの枕木に跨りますので、レールが2つの枕木にわたって連続して固定されません。今回の設計では、レールが固定されない枕木が1つになりますので、レールの固定強度や精度がよくなるのではと考えています。
とりあえず、この構造で2個出力を依頼しました。