13mmゲージ鉄道模型 鉄製有蓋車 テラ1型の製作(第2回目) [>貨車]
洗浄の際に洗浄機の水温設定を間違えてしまい、修復不能なレベルで変形してしまいました。北陸鉄道キハ5301とワサ1も纏めて洗浄したため、同じ被害にあってしまいました。ショックが大きいのですが、気を取り直して再製作します。
再製作に当たって、データを一部変更しました。
①車体四隅部の支柱を側板部品に造形するように変更しました。前作では部品の反りによって継ぎ目に隙間ができてしまいましたので、継ぎ目を妻面に設けることで、隙間が生じても目立たなくなるようにしました。
②部品どうしの接合を嵌め込み構造にし、接合箇所が浮き上がらないようにしました。
③費用節約のため、尾灯掛けにはロストワックスパーツではなく06.mm×0.2mmの真鍮帯板を使用することにし、真鍮帯板を差し込めるように長孔を造形しました。
組み立てました。工作内容は前作とほぼ同じです。
車内には、床板をネジ止めするための板を取り付けました。この板にはM1.4のナットを埋め込んで接着してあります。側板部品の内面には、補強のためにウェーブの1.0mm厚のプラ=プレートを接着しました。前作では0.5mm厚の真鍮板を使用しましたが、嵌め込み構造にしたところ、それだけで強度が高くなり真鍮板を使用しなくても良いように思われましたので。
側ブレーキ上方の握り棒は、塗装後に取り付けるのが良かったかもしれません。引戸の吊り金具にはφ0.3mmの真鍮線を使用しましたが、太すぎるように感じられます。
下回りです。
軸受には安達製作所の製品を使用しました。ワールド工芸の製品を使用したかったのですが、手持ちがなく、在庫があるお店も見当たりませんので。なお、ワールド工芸の軸受と安達製作所の軸受とでは取り付けの高さが違いますが、それを失念してしまい、車高が高くなりすぎました。作り直しが必要です。
ブレーキ配管は、ほとんど見えませんので省略しました。側ブレーキ横のステップとエアホースの取り付けがまだですが、十分な強度を確保できるような取り付け構造が思い浮かびませんので、保留しています。単に接着するだけではすぐに外れそうな気がします。
組み合わせました。やはり腰が高いように見えます。
今作の問題点ですが、屋根板が不均一に浮き上がってしまいました。屋根板部品を薄くしたために変形しやすくなったことと、屋根板部品と側板部品との継ぎ目に隙間ができないように屋根板を上側から嵌め込む構造にしたことが原因と思います。この点は増備に当たっての要検討課題です。
(つづく)
再製作に当たって、データを一部変更しました。
①車体四隅部の支柱を側板部品に造形するように変更しました。前作では部品の反りによって継ぎ目に隙間ができてしまいましたので、継ぎ目を妻面に設けることで、隙間が生じても目立たなくなるようにしました。
②部品どうしの接合を嵌め込み構造にし、接合箇所が浮き上がらないようにしました。
③費用節約のため、尾灯掛けにはロストワックスパーツではなく06.mm×0.2mmの真鍮帯板を使用することにし、真鍮帯板を差し込めるように長孔を造形しました。
組み立てました。工作内容は前作とほぼ同じです。
車内には、床板をネジ止めするための板を取り付けました。この板にはM1.4のナットを埋め込んで接着してあります。側板部品の内面には、補強のためにウェーブの1.0mm厚のプラ=プレートを接着しました。前作では0.5mm厚の真鍮板を使用しましたが、嵌め込み構造にしたところ、それだけで強度が高くなり真鍮板を使用しなくても良いように思われましたので。
側ブレーキ上方の握り棒は、塗装後に取り付けるのが良かったかもしれません。引戸の吊り金具にはφ0.3mmの真鍮線を使用しましたが、太すぎるように感じられます。
下回りです。
軸受には安達製作所の製品を使用しました。ワールド工芸の製品を使用したかったのですが、手持ちがなく、在庫があるお店も見当たりませんので。なお、ワールド工芸の軸受と安達製作所の軸受とでは取り付けの高さが違いますが、それを失念してしまい、車高が高くなりすぎました。作り直しが必要です。
ブレーキ配管は、ほとんど見えませんので省略しました。側ブレーキ横のステップとエアホースの取り付けがまだですが、十分な強度を確保できるような取り付け構造が思い浮かびませんので、保留しています。単に接着するだけではすぐに外れそうな気がします。
組み合わせました。やはり腰が高いように見えます。
今作の問題点ですが、屋根板が不均一に浮き上がってしまいました。屋根板部品を薄くしたために変形しやすくなったことと、屋根板部品と側板部品との継ぎ目に隙間ができないように屋根板を上側から嵌め込む構造にしたことが原因と思います。この点は増備に当たっての要検討課題です。
(つづく)